ファミリー紹介とペットの勧め

ブログをあまりにも更新しなすぎたのでそろそろ更新。
このところ変わったイベントもなかったのでたまにはファミリー紹介でもしようと思いました。
ウーパールーパー、イグアナ、マリモ4体とデグーが2匹です。
Twitterにてちょいちょい上げてるあいつらです。

 

 

 

ウパさん(ウーパールーパー)

ウーパールーパーのウパさん。
リューシスティック、性別不明、6歳。

好き嫌いが激しくそのとき食べたいと思ってるもの以外は一切食べなくなるグルメ屋さん。
生餌のイトミミズとメダカがブームだったときは買い出しと生餌管理に悩まされたが、今は冷凍イトメがブームになって助かってる。

 

 

写真が小さいけど飼い始めた初日のウパさん。
小指の爪くらいの大きさしかなくて内臓丸見えで面白かった。

 

 

ウーパールーパーを飼う場合

初期費用:4000円あれば十分。
追加費用:1~2万円程度。水槽のグレードアップ、水温管理の強化のため。
管理費:月500円程度?(食べる餌と水温管理次第)
手間:1日か2日に1回の餌。月に1回の水半替え(軽労働)と3ヵ月に1回の水全替え(重労働)。
スペース:60cm x 30cm x 40cmの水槽を置ける場所。コンセント最低1つ。

 

個体費が500円~2000円程度で、基本的に安くて手に入れやすい。
餌代もタブレットを食べてくれれば1ヵ月数百円で済む。
水槽も1000円程度のものか大きめの虫篭で十分。

季節によって水温が上昇してしまう環境にある方は水温を下げる対策が必要です。
対策の方法はいくらでもありますが、そのいずれも「金」が発生します。
環境次第ではかなりの「金」が発生します。
ここで1万2万くらいなんてことない覚悟がない方は諦めた方がいいです。
簡単な工作が出来たりすると数千円で済んだりします。

 

また、絶対というわけではないのですが、2年ほどで水槽を大きくすることになると思います。
我が家はベビーの内は30cm x 18cm x 24cmの水槽を使っていたが、大人になってから60cm x 30cm x 40cmの水槽に変更。
1万弱の出費と大きくなった水槽を置くスペースが必要になります。
細かいこと言うとエアレーションの強化なども。

さらに水槽が大きくなることで「水槽の掃除と水替え」が(控えめに言って)10倍くらい大変になります。
水替えって水槽が小さいうちはほんと大したことない作業なんですが、60サイズの水槽になるとかなりの重労働になります。
不慣れな内は普通に4時間くらい取られると思った方がいいです。
細かいこというと水替えは「全替え」と「半替え」とがあるんですが、そこらへんは飼おうと決意する方が独自で調べると良いかと。

 

とりあえず餌だけあげてれば飼えるんじゃないの?くらいに思ってる方にはお勧めできません。
そういう方には後述のイグアナの方がよっぽど楽です。

 

 

 

ギュン太(グリーンイグアナ)

グリーンイグアナのギュン太。
5歳、性別はオス。
好きなものはオレンジと豆腐。

もはや小さい恐竜くらいには成長したトカゲ。
小さい頃は物音がしただけでダッシュで逃げてた超ビビりだったが、体が大きくなるにつれて強気な性格に変わってきた。

 

 

飼って2年目あたりからは部屋に放し飼いにしていたのでよくテレビの上やカーテンレールの上で寝てたりして、腹が減ったら温室に戻って飯を食ったり好き勝手に生きてた。
テレビの上は暖かいからお気に入りポイント。

 

 

が、同棲をしてからギュン太の様子が急変。
妻に対して猛烈に攻撃的な意思表示ってか攻撃をしかけるようになってしまい、止む無く温室での生活を強いられる。

いろいろ調べたところ、恐らく発情期が関係してこうなってしまった模様。
元々使っていたガラスの温室ではギュン太の尻尾アタックに耐えられずぶち割られてしまい、現在は半強化ガラスの特殊温室で生活しています。
未だに妻に対しては無駄に威嚇したり追いかけようとします。

怒らせて本気で噛まれらたら指ちぎられてもおかしくないくらい強い。
爪も猫くらい鋭く、尻尾アタックは蚯蚓腫れ確定。

 

 

グリーンイグアナを買う場合

初期費用:7万円くらい。
追加費用:10万円あればたぶんいける。
管理費:季節や環境次第だが月6000円は覚悟した方が良さげ。
手間:ほとんど毎日の餌と糞の処理だけ。餌は小松菜とイグアナフード。
スペース:2畳半はほしいところ。複数のコンセント必須。

 

初めは1万円くらいの爬虫類用60cmケージで十分だが、2年くらいで狭くなってくる。
そこから生涯使うであろうケージか温室に変更するのが無難。
自分の場合は約3万円の高さ1.5mのガラス温室を購入したが、3年後にぶち壊され、12万弱の半強化ガラスの特殊温室に変更。

ケージや温室の他に紫外線照射ライトやスポットランプのヒートグローかヒートエミッター(部屋を暖めるライト)、ライトカバー、温度管理用サーモスタット(温度次第で自動的に電源を管理してくれる機械。時刻での管理が含まれるものもある)、パネルヒーターなどの初期投資も必要。
全てしっかり揃えるとかなり高額になるが、妥協すればするだけ安くなって外出時のリスクが上がる。

 

個体そのものは2000~8000円程度で買える。
たまにホームセンターでも売ってるが、見つからなければ爬虫類倶楽部などの専門店を探すのが良さそう。
飼育アイテムも爬虫類倶楽部で一通り揃うが、チャームなどのネット通販でも手に入る。

餌代は小松菜とイグアナフードだけなので月2000円程度で済む。
なんなら小松菜だけでも十分だが、一応イグアナフードも上げた方が安心。
ショップ店員はよく謎のカルシウムの粉とか謎のサプリメントを勧めてくるが、よほど金に余裕がある場合以外無視して他に予算を回すべき。
オレンジ、豆腐、食パンなどを好む子が多いが、身体に毒らしいので上げすぎ注意。
ギュン太は月に1回オレンジ、たまに豆腐というサイクル。

 

オスの方が凶暴で手間がかかるが圧倒的に頑丈というメリットがある。
メスは環境に慣れやすく圧倒的に飼いやすいが、無精卵が体内に出来て体力を消耗して病気であっさり亡くなったりするらしい。
よくネットに画像が上がっている猫と一緒に寝たりする温厚な子は大抵メス。

 

トカゲの中でも貴重な「草食」というポジションなのが魅力的だが、とにかくお金がかかる。
1000円のヒートグローが5分で割られたりしてもいちいち凹まずすぐに追加注文する精神力と、何かあった時に10万くらいポンと出せる覚悟がなければ飼うべきではないと思う。
あと全然懐かないから初めから懐かないものだと思ってないとショックを受けると思う。

 

 

 

 

マリモファミリー(マリモ)

養殖の西洋マリモ。ちび3体は不明。
大マリモは近場のペットショップで購入し、小マリモ3体は友人が北海道のお土産で買ってきてくれた。(空港とかで売ってるキーホルダーとかになってるあれ)
写真のは既に大きくなってしまっているが、小マリモの初期状態はこの半分程度の大きさだった。

初期費用:1000円。
追加費用:なし。
管理費:10円?水道代。
手間:週1くらいで水換え。たまにマリモ自体を洗う。
スペース:暑すぎない日の当たる場所と、夏は冷蔵庫にスペースを作る。

入れ物はよほど狭くなければなんでもいい。
世話は週に1回くらいの水替え、たまにマリモ自体を洗ってあげるだけ。
水も水道水そのままでいいからすげー楽。

 

光を当てると勝手に光合成して泡がたまり、しばらくするとマリモ自体が浮く。
状態が良くないと光合成してなくても浮くらしいので、気になる方は常にマリモを洗って泡を抜いて沈めるといいかも。
毎日ほんのわずかに大きくなっているが、年単位で見比べないと分からない。
暑いと枯れるから夏は冷蔵庫安定。

 

ちなみにマリモといえば阿寒湖に沈む大量のマリモを想像するかもしれないが、阿寒湖のマリモは天然記念物に指定されているので手に入れることが出来ない。
新千歳空港や阿寒湖付近のお店で売っているマリモは実は阿寒湖とは関係ない国内の別の湖か外国産、そもそも天然ですらない養殖のマリモも含まれます。
なのでマリモが欲しくなったらどこで買っても実は大して変わらなかったりする。
もちろん阿寒湖の天然マリモは傷つけるのも捕獲するのも犯罪になる。

 

 

 

モク&ムー(デグー)

上がブルーのモク、下がアグーチのムー。
どちらも1歳未満のメス。
※1か月後にムーがオスであることが発覚。ペットショップの判別ミスだった。

今まであらゆる動物を飼育してきたがぶっちぎりでお勧めの小動物。
見た目の可愛らしさもそうだが、なんといっても人に懐くところがたまらない。
そして超利口なので芸を仕込んだりすることも可能。
ハムスターより寿命が長く5歳~10歳まで生きてくれるのも嬉しい。

 

99%飼い主が大好きになる生き物なので飼い主としても嬉しいが、大好きすぎて頻繁に遊んでアピールをしてくる。
遊んでいないと大きな声で鳴いたりする。

 

 

デグーを飼う場合

初期費用:3~4万円くらい。
追加費用:1万円くらい。
管理費:月3000円くらい。
手間:朝晩に餌。なるべく遊んであげる。
スペース:ケージの大きさ次第。冬はコンセント最低1つ。

 

個体の値段が品種や店によってバラバラ。
安ければ2000円程度、最高で15000円のイエローパイドを見たことがある。
アグーチというノーマル品種は安く、ブルーやイエローが高めで、パイドが混ざると更に値上がりしているっぽい?
ハムスターと同じで買ったときから病気になっていたり弱っている子もいるが、草食獣特有の弱っているのを隠す習性で判別しづらい。

草食でチモシーという牧草?とペレット(デグーフード)だけで十分なので餌の管理が超楽。
他の動物と比べると臭いも圧倒的に少ない。

歯を大事にしないといけないのでかじり木を大量にあげることになる。
ペットショップに行けばリンゴの木などのかじり木が売ってる。
ケージをかじる子は不正咬合という病気になるリスクがあるのでかじる箇所に木の壁を設置するなどで対策が必要。
おやつの乾燥パパイヤなども売っているが直接糖質につながるものは一切与えない方がいい。
ペレットも糖質ゼロの「恵」という種類がお勧め。
糖質を非常に好むが、後悔したくなければ糖質というものは全カット安定。

 

ムーはペレットを食べてる間ずっとこっちを見ている。

 

手に乗せるのは1ヵ月もかからない。
ちゃんと飼ってれば呼べば来るしすぐ手に乗る。
毎日話しかけてれば名前も覚える。

 

多頭飼いでもケージは2つ必要。
ずっと一緒に入れるのはリスクが高い。
よほど相性が良いか小さいころから一緒じゃないと無理だと思った方が良い。

 

その他注意事項として、糞は乾燥した塊なので大したことがないのだが尿が厄介。
トイレを覚えないので突然する。
デグーそのものにそこまで臭いはないが、尿にやや臭いがある。
あと餌のチモシーがちょっと臭い。
近くに空気清浄機があればほとんど臭いはしなくなる。

あと部屋に放すのはコンセントをかじられるリスクがあるので壁を作る必要がある。
100均で板を買ってつなぎ合わせたり段ボールなどで対策しよう。
風呂は毎日砂風呂を与えてあげる。
100均で瓶を買ってペットショップに売ってるデグーの砂を入れてあげれば勝手に砂浴びする。

 

デグーは相当飼いやすい。
個人的にはハムスターの上位互換だが、逃げだしたときにハムスターより捕まえるのが難しい。
好奇心旺盛な子は部屋中を探検したがるので捕まえるのに苦労する。

 

 

 

 

 

 

 

以上、ファミリー紹介でした。
最後の写真は実家で保護してたカラスの写真です。