先日久しぶりにヤバめの口内炎が発症しました。
大が2つ、中が2つ、小が2つと計6つの口内炎です。
自分は口内炎に悩める人種なので、放置しておくと完治に最大1か月弱かかることもあります。
そんなわけで昔から口内炎に関するグッズを漁り続けているのですが、ここ数年で目覚ましい進化を遂げていたのでちょっとまとめてみました。
僕が子供の頃なんかはせいぜいイソジンやケナログ程度しかなかったのでそれはそれは辛いものでした。
今の人たち恵まれてるよね。
口内炎薬キャラランク
あくまで個人の使用感でのキャラランクです。
他にも種類がありますが、全てあげているとキリがないので代表的なものだけをあげました。
主に軟膏タイプ、パッチタイプ、錠剤タイプ、スプレータイプの4種類と例外のイソジンです。
以下、神器の解説とその他の感想です。
神器1.デンタルクリーム
口内炎界の革命児「デンタルクリーム」さん。
森下仁丹の天才児。
デンタルクリームの神器たる所以はその鎮痛作用によるもの。
患部を麻痺させることによって口内炎の痛みを一時的に忘れることができる。
しかもその速さが尋常じゃなく、塗布して5分もすれば痛みがなくなっている。
楽しみにしていた食事やどうしてもきちんと話さなければならない会議の前など、迷わずデンタルクリームを使いましょう。
効果は長くても2時間ほどで切れてしまうので、時間が経てばまた痛みがやってきます。
塗布する際ですが、ケチらずたっぷりと塗りましょう。
「塗る」というかもう「乗せる」といいです。
ちょっと痛いけど、患部の水分をティッシュで無くして、乾いているところに思いっきり乗せましょう。
可能であればそのまま3~5分ほど放置します。
あまりにもすごい鎮痛作用があるため、誤って舌に付けたりすると舌が麻痺するので注意してください。
唯一の弱点は、痛みが消えたことによって暴飲暴食をしてしまい口内炎を悪化させてしまうリスクが非常に高いことです。
そんなの気を付ければいいだけで簡単じゃんって思いがちですが、これほんとにやってしまいます。
ちなみに虫歯にも効くらしいです。
すごい!
神器2.チョコラBB
みんな大好きチョコラBBシリーズ。
錠剤タイプで食後に1錠で朝晩で1日2回という飲みやすい用法。
チョコラBBというとドリンクタイプを想像する方も多いと思いますが、ドリンクタイプは錠剤タイプよりも胃に負担がかかることがあるため、口内炎を悪化させてしまう恐れがあります。
また、錠剤の方が圧倒的に安いです。
肌荒れやニキビにも効くので女性の方にも大人気です。
マジで効きます。
口内炎になったらとりあえず飲もう。
別に口内炎じゃなくても飲んでいい代物です。
神。
神器3.口内炎軟膏大正クイックケア
大正製薬が生み出した最強の軟膏。
今まで口内炎といえば病院や薬局でまず処方されるのは軟膏タイプの代表「ケナログ」でしたが、ケナログはその塗りにくさ、塗ってもすぐ落ちてしまうところが問題でほとんど効果を発揮してくれませんでした。
ですが、大正製薬の新技術「アクアセンサーバリア」によって軟膏を患部に留めることが可能になったのです。
使用時に綿棒でやりたくなるところですが、こいつは人差し指でやることをお勧めします。
患部の水分をティッシュで吸水し、乾いた患部にたっぷり塗りたくります。
その後、今までの軟膏とは違い、塗りたくった部分に軽く唾液をかけます。
するとアクアセンサーバリアが発動して塗布した箇所がつるつるになって舌や歯が当たっても簡単には落ちなくなります。
驚くことに2時間以上経っても落ちることなくずっと患部を覆ってくれるため、口内炎への余計な痛みも減ります。
痛くないんですよね、口内炎が。
口内炎ってピークのときは何もしていなくてもズキズキ痛むじゃないですか。
あれを回避できるんですよ。
初めて使った時はもう凄すぎて感動しましたね。
弱点はしゃべってると剥がれます。
食べてても剥がれます。
アクアセンサーバリアは唾液には強いですが、物体には別に強くありません。
なので、食後や寝る前、特に会話する必要のない時間などに使いましょう。
以上が口内炎三種の神器でした。
食前のデンタルクリーム、食後のチョコラBB、その他の時間と就寝前は大正軟膏が最強の布陣だと思っています。
以下、その他のアイテムの簡単な感想です。
ケナログ
口内炎で病院に行くとほぼ確実に処方されるお約束のアイテム。
効果はあるんだろうけど、患部からまあ簡単に剥がれちゃうんですよ。
医者が総じて勧めてくるからには効果があるんだろうけど、個人的には使えないアイテム。
以前は寝る前にダメもとで塗ってたけど、大正軟膏が現れてからは完全にさようならした存在。
トラフル軟膏やその他の軟膏も全て同じ理由で存在価値がなくなった。
サトウの口内軟膏
一瞬希望を持った商品。
アクアセンサーバリアのような効果を期待したが、患部に留まらなかったため、我が家にも留まらなかった。
イソジン
風邪予防なんかでお馴染みのうがい薬。
口内を殺菌することで口内炎の悪化を防ぐことができます。
口の中を噛んでしまった時、なるべく早くこいつで傷口と口内を殺菌してあげましょう。
これをやるのとやらないので効果が全然違います。
出先や近場に水道がない場所では使えないことが弱点です。
あと家に常備してないことも多い。
消炎のどスプレー(アズレンスプレー)
主に喉の痛みに使うものだが、殺菌と消炎作用があるので口内炎にも効くという代物。
割りと使いやすく、イソジンと違って場所を選ばないところが強い。
既にできてしまっている口内炎にも効くらしいが、そこまで実感はできない。
患部に直接噴射するんだけど、まあ普通に染みて痛い。
なんか甘くておいしい。
チョコラBB口内炎リペアショット
チョコラBBが満を持して出した口内炎ピンポイントショット商品。
上記のアズレンスプレーと中身が全く同じなんじゃないかってくらい使用感が変わらない商品だが、チョコラBBが出しているからというプラシーボ効果によってアズレンスプレーより高ランクに位置している存在。
アズレンスプレーより少し硬くて押し込みに力がいるため、容器の使いにくさはやや感じる。
こっちもやっぱり甘くておいしい。
口内炎パッチ大正クイックケア
子どもの頃こんな商品があればなーと夢見ていたらほんとに表れた商品。
が、残念ながら簡単に剥がれてしまう。
上手く貼れると痛みから解放されることもあるが、しゃべったり食べたりは出来ない。
10枚1000円で買ったとしたら1枚100円という大変高価な代物となり、2回連続で貼るのに失敗すると虚しさが半端じゃない。
大正軟膏が現れてからは完全に不要なものと化した。
トラフルダイレクト
上記の大正パッチと同じような商品。
初手が大正パッチよりやわらかいため、こちらの方がやや貼りやすさはある。
が、やっぱり安定して貼れない。
大正軟膏が現れてからは完全に不要なものと化した。
アフタッチ
パッチ感覚で貼って上の薬が少しずつ溶けていくという商品。
やっぱり上手く貼れないし、貼れても薬がでかすぎてすぐ舌で弾き飛ばしたりしちゃう。
持続的な効果を発揮する前に大抵どっかいってる。
10錠中2錠上手くいけば良い方。
いらない。
トラフル錠
トラフルが出した錠剤。
効果を実感できたことがない。
チョコラBBを買った方がいいんじゃないかって思う。
喉には効果あるかもしれません。
とまあ、ざっくりとこんな感じです。
全体的に大正製薬とエーザイが良い仕事をしている中、トラフルが後追いしているものの負けている感じが否めないところです。
サトウは今のところ良い商品はありませんが、奇をてらった商品が多いので今後に期待できます。
森下仁丹は革命児を生み出したものの一発屋で終わっている感が心配です。
いつか安価で直接口内炎を治せるような時代がくればいいんですけどね。
以上、口内炎神器とキャラランクでした。
他にもお勧めアイテムあったらこっそり教えてね。